私は50歳代の半ば、みぞおち付近の痛みに1年間苦しみました。その間、救急車を呼びたいほどの激痛に12回も襲われました。
原因が胆石と分かり 胆のう摘出手術を受けて帰宅した日、庭の柿の木が芽吹いていました。
入院わずか6日間の前後の変化に大変感動し、短歌を詠みました。2009年3月23日のことです。それ以来、3月23日は私の写真短歌記念日です。
もちろん、俵万智さんの「サラダ記念日」にあやかっての記念日命名です。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
私が持っている『サラダ記念日』は、1987年8月11日発行の157版。2017年6月25日に宮崎市で開催された「サラダ記念日30年記念
トークイベント」でのご本人の告白によれば、本当は「サラダ記念日」ではなくて、「唐揚げ記念日」。七月六日も、「この味がいいね」と言われた日ではなくて、七夕(七月七日)のような既にある記念日を避けた、というのが真相だそうです。
なお、紫陽花法師が誕生するのは、写真短歌記念日の2~3か月後です。『写真短歌で綴るあじさい日記』という初の写真短歌集を作る過程で紫陽花法師が誕生し、それから「では写真短歌記念日はいつだろうか」と考え、遡って3月23日としました。