今回は、書籍『あじさい通信』の「第3章 落つ」に書いたもの(初版はp.170、第2版はp.96)の詠みを変えて取り上げます。
書籍では「雨後の庭に魚の休みおり風よ止め止め魚が落ちる」と詠んでいましたが、今回は「揺れる」を題にして、下の句(五七五七七の四句目と五句目の七七)を「風よ揺らすな魚が消える」としました。
次は、書籍に載せていない写真短歌です。
どのようにして撮ったかは書籍に書きましたので省きますが、その後、浅井美紀著『しずく作品集&撮影テクニック』(玄光社)を参考にしながら、きれいな滴を作って撮ろうと、道具を自作したり買ったりしたものの、なかなか思い通りにはなりませんでした。
それだけに、この偶然できた魚を見付けて撮れたことが良かったなぁ、写真短歌をやってて良かったなぁと思います。