高千穂通りと県庁楠並木通りのデンドロビウム生育の差  掲載日2020.05.27

  

・本日、高千穂通り(宮崎山形屋の交差点角、カリーノ宮崎の前)のデンデロビウムを見てきました。

 

宮崎山形屋付近の交差点角

宮崎山形屋の交差点角の楠と、その西側の交差点角の楠に着生させてあるデンドロビウムが咲いていましたが、県庁楠並木通りに比べると、株の数の差だけではない見劣りがします。株自体に勢いがないように見えるのです。西岡さんの昨日の話によれば、県庁楠並木通りは車の通行量が少ないのでデンドロビウムの生育に良いと。

・それが最大の原因であったとしても、2つの交差点角のうち少なくとも宮崎山形屋の前の株は、日当たりが良すぎることも大きな原因ではないでしょうか。ちなみに、デンドロビウムの育て方をネットで調べると、「春から秋にかけては戸外の明るい日陰または室内の日当たりのいい場所で」とあります。

実は、2つの交差点角の2本の楠は、いずれも、人が見上げればデンドロビウムの花を見て楽しむことのできる高さの上限以下には横に伸びている枝がなく(恐らくアーケードを優先して横に伸びた枝を切ったからでしょうが)、上に伸びている幹本体に着生させるしかなかったのだと思われます。さらに、幹の西側に着生してあるので西日が当たり、「日当たりが良すぎる原因」となったと推測しています。

 

カリーノ宮崎の前

・カリーノ宮崎の前のデンドロビウムは、県庁楠並木通りに比べると株の数が少ないことによる見劣りは仕方ないとして、2つの交差点角の株よりは明らかに生育が良く、花も立派なものがありました。こちらは2つの交差点角と比べて車の通行量は幾分少ないと思いますが、横に伸びている太い枝の下側に着生させてあるので適度な日陰になっていて、それが生育の良い要因の1つと言ってよさそうです。

 

推測の一部の裏付け

・ここまで書きながら推測し、西岡さんに確認のために電話しました。すると、やはり「宮崎山形屋の所の2つの交差点の楠は、横に伸びた手頃な太さの枝がなかった」でした。「細すぎる枝には巻き付けられないが、太い幹に巻き付けるのは大変」とも。